「王様の木」は今

佐倉市の今日の最高気温は、33度だった。日中は熱中症になるおそれがあるので、夕方カメラを持って近所に散歩に出かけた。それでもまだまだ気温は高く適当に切り上げようと思いつつ足は家からどんどん遠ざかっていってしまう。とうとう「王様の木」のあたりまでやって来てしまった。

 

「王様の木」へと続く道の、このあたりは駐車場だったはずだが、今は空き地になっていた。

 

「王様の木」とは、子供たちがまだ小さかった頃、その木の樹液を求めてカブトムシが来るというので、そんなふうに呼んでいた。しかしそれから何年か経って、宅地造成が始まり「王様の木」は無残にも切られてしまった。ただ根っこだけは残っていた。

 

子供たちも大きくなって家を離れ、もうその木のことも忘れてしまってた。あの「「王様の木」は今どうなっているのだろう、そんなことが気になって、かつて「王様の木」があった辺りへ歩を進めてみた。

 

 

こんもりと茂った木々の奥に鉄塔が見えた。たしか「王様の木」は、あの鉄塔の近くにあったはずだ。ということは、あの木々の中に復活した「王様の木」があるのだろうか。それを確かめてみようとしたが、谷津田はすでに雑草で覆われた耕作放棄地となり、近づくことはできなかった。

 

2021年07月18日