8月の満月_1

8月は満月が二度訪れる。しかも共にスーパームーンということだ。一回目は8月2日だった。

 

日没:18時44分

月の出:19時30分

 

日が沈んでから月が昇ってくるのが約45分後、実際に見え始めるのはさらに遅くて約1時間後ということになるだろう。その頃にはもう日はとっぷりと暮れ、暗闇の中での撮影となる。都会であれば、ネオンの明かり・ビルの明かりなどで光莉には恵まれているが、ふるさと広場には人工的な明かりも乏しく、条件としては非常に悪い。

 

次の二枚の写真は、19時25分頃に撮影したもので、1枚目は実際の明るさを再現したもの、2枚目は露光時間を長くして明るく撮影したもの。

 

共にISOは400、F値は5.6

シャッタースピードは、

 1枚目 1/5秒

 2枚目 6.0秒

 

 

このように暗い場面でも、露出を調整することで明るい写真を撮ることはできるのだが、月が絡んでくるとやっかいな問題が生じてくる。月の白飛びという問題なのだ。周囲の風景が明るくはっきりと撮影できれば、月が白飛びになってもかまわない、というように割り切ってしまえばことは簡単なのだが、月の表情も撮りたいとなるとなかなかやっかいなことになってくる。

 

ということで、そのやっかいなことを解決すべく撮影してみたのだが、やはり「もっと光を!」とつぶやきたくなったのだった。

 

 

2023年08月04日