8月までの猛暑地獄をなんとか乗り越え、やっと9月に入って、朝晩は幾分過ごしやすくなってきた。ここ数年、秋が短くなってきた感じがするから、残暑は長引きそうな予感、いやだね。

 

気まぐれ台風10号がもたらした大雨の被害が、千葉県にも及んでいたが、今日は青空が見えた。天は高く雲は秋の気配を漂わせていたが、ちょっと不自然さを感じさせるその雲は、自然に発生したものだろうか…

 

 

 

 

【月映えのオランダ風車】

 

「夕映え」という言葉は一般的によく使われるが、タイトルで使った「月映え」という言葉はどの程度使われているのだろうか、あまり用例は多くないのかもしれない。ウェブで検索してみると、『月の光に照らされて、いっそう美しくはえて見えること』（goo辞書）と載っていた。

 

ほかのネット辞書でも同じような説明が載っているが、ここで使う「月映え」は、それとはいささか意味合いが異なる。「夕映え」を言い換えれば「夕焼け」となるのと同じように、ここでの「月映え」は「月焼け」ということなのだ。つまり月の光によって、夕焼けと同じように雲が紅に染まる現象のことなのである。

 

今まで月の写真は数多く撮ってきたが、ここでいう「月映え」の写真はまだ撮ったことがなかった。