満開の桜に満月



この二枚の写真は、2年前に城址公園でライトアップされた桜を撮影したもの、日没後ほどない頃に撮ったので、特に一枚目の写真は、あのブルーマジック効果で背景の空が鮮やかな青色に染まっている。

 

二枚目の写真は、歴史民俗博物館内から、大きな窓ガラス越しに撮影したもの。桜の季節には開館時間が延長され、館内(一部の場所のみ)からライトアップされた桜を愛でることができた。しかし去年・今年と2年続けてコロナの影響で中止となってしまった。

 

そのせいか城址公園への夜の訪問者は、ほとんどいなかった。時おりイヌに散歩をさせている人が通りかかるだけだった。夫人がおなかが空いたと言うので_夕食はまだだった、車を駐めた自由広場の出入り口付近で、まだ営業中だった屋台で買い求めた焼きそばを、近くのベンチに座って食した。月曜の休館日の夜、園内が暗くなっている宵の口にまだ店を開いていてくれるなんて、と思いつつ。

「肉が入ってない」
透明容器にビッシリとは詰められているが、夫人が言うとおり、ホジホジしても肉は姿を現さなかった。



 

コロナ禍がなければ、今年もライトアップされたはずの桜、その桜が見える場所に三脚を立てる。休館日なのに、館内の窓際の電気がついていた。その明かりに照らされて、あのライトアップ用の桜の姿がわずかに浮き上がって見える。

 

あらかじめ月見弁当とか花見弁当でも用意しておけば、観月会と観桜会を兼ねたおもむき深いひとときを過ごせたのに、と思っても今さらどうしようもない。

 

 


2021年03月30日