遠藤光莉さん(櫻坂46)と曼荼羅(マンダラ)アート
櫻坂46の冠番組「そこ曲がったら、櫻坂?」(テレビ東京)の前回放送(2022年3月13日)は、「私しか知らないメンバークイズ!前半」。あるメンバーにまつわる自分しか知らないと思うクイズを出題して、ほかのメンバーがそれを当てるという趣向、それに遠藤光莉さんが登場した。
出題者の大園玲さんが出した問題は、「遠藤が空き時間に楽屋で密かにやっていることは何でしょう?」というもの。遠藤さんによれば、それをやっている最中は「無心」、口がすべって「何かの絵を描いている」というヒントまで言ってしまったけれど、結局正解は出てこなかった。
この番組は「GYAO」配信しているので、以下のリンク先で視聴することができる。
GYAO「そこ曲がったら、櫻坂? 私しか知らないメンバークイズ!前半 2022年3月13日配信分」
(2024年3月27日(水) 23:59まで)
このビデオ映像を観れば分かってしまうことだが、正解は「マンダラの絵を描いている」だった。「マンダラ」はサンスクリット語で、「丸い」という意味があるそうで、円は完全・円満などを表すということだ。
宗教の世界では、「マンダラ」という音に漢字を当てはめ「曼荼羅」と書き、絵画として描かれた「曼荼羅」は、目にしたことのある人も多いのではないだろうか。
(参考:Wikipedia)
File:Mandala1 detail.jpg(出典:ウィキメディア・コモンズ)
キリスト教の「バラ窓」などもマンダラの一種と言うことができるそうで、たしかにパリのノートルダム大聖堂の「バラ窓」も円形を多用している。
(2009年10月撮影)
心理学の方に目を転じると、精神医学者のユングが治療の過程でマンダラを発見するのだが、話が宗教とか心理学のことに及んでしまうと、当方の理解力では手に負えなくなってしまうので話を元に戻すことにする。
さて、遠藤さんの描いている絵は曼荼羅(マンダラ)ではなくて、「曼荼羅(マンダラ)アート」と言う方がいいのかもしれない。「マンダラアート」とは、マンダラ模様を使ったアート作品のことで、ちょっとググってみれば様々な作品が見つかるはずだ。
遠藤さんは、そういうマンダラの絵を描いている時は「無心」で、「頭の中にあるのを描いている」そうで、「描いていると落ち着く」「自分の世界に入れる」と語っている。こういった遠藤さんの言葉が教えてくれることは、「曼荼羅(マンダラ)アート」を創作することが、ストレス解消につながり、癒やし効果を得られるということだ。
人によっては、根気を要する細かい作業を続けていると、かえってストレスがたまってしまうかもしれない。ところが遠藤さんは、それが苦にならないと言う。それも一種の才能なのだろう。