空を見上げる朝顔

朝顔は、以前にも書いたように夏の盛りの頃には、木の枝を伝って上へ上へと延びていくばかりで、いっこうに咲く気配がなかった。しかし近ごろは、毎朝いくつかの花が咲くようになった。主として樹のテッペンあたりで咲くのだが、いくつかは地面近くで咲いている。

 

朝顔だから陽が高くなるに従ってしぼんでくる。だから朝の遅い当方がノコノコと起きてくる頃には、当然しぼんでしまっている。ただ気温が低く曇り空の日は、当方が起きてくる頃まで、いくつかはしぼむことなく咲き残っている。今朝は特にたくさんの花が咲き、いくつかが曇り空に向かって咲いていた。

 

 

2022年09月03日