季刊の小冊子「茶柱探検隊」の最新号が届いた。いつも送ってくれるその人とは、知り合ってからもう何年くらいになるのだろうか。出会いの経緯はもう忘れてしまったが、当方が神楽坂写真塾に在籍した頃のはずだから、10年くらいは経っているのだろう。
その塾は、建築写真家として知られていた故大橋富夫先生が塾長だった。彼も建築写真家として仕事をしていたから、その縁で大橋先生のところに顔を出したということだったのかもしれない。
「茶柱探検隊」には、様々な分野の作品が掲載されているが、彼の写真も毎号掲載されていて、今回の最新号には、「香川県庁舎旧本館及び東館」の写真が載っていた。そしてその写真が、国の重要文化財指定記念として発行されたオリジナルフレーム切手に採用されたということだった。
茶柱WEB美術館(茶柱画廊)
オリジナルフレーム切手「香川県庁舎旧本館及び東館 国の重要文化財指定記念」の販売開始と贈呈式の開催
香川県庁舎旧本館は、丹下健三氏の最高傑作とされているそうだ。コンクリート造りの建造物に和風建築の要素を融合している点が評価されているそうだが、どういう箇所にどういう要素が加えられているのか、建築に専門知識など持ち合わせていない当方にとっては、建物の写真を一瞥しただけでは到底理解することができない。
そういう点については、以下のページに目を通して、なんとなく分かったような気がした。
◆近代建築の楽しみ
オリジナルフレーム切手「香川県庁舎旧本館及び東館」は香川県の郵便局では販売されているそうだが、千葉県の郵便局では手に入らない。そこで郵便局のネットショップで注文したのだった。