項目別「里ふくろう草紙」

佐倉

城址公園

あのNさんと遭遇

上野公園で知り合いとなったNさん、黒い革ジャンを着ていたことから、クロカワさんと呼ばれていたそのNさんと、偶然出会った。本当に久しぶりの再会だった。

 

かつては足繁く通っていた上野にも、足を向けることは少なくなったという。ネコ好きのNさんは、城址公園のネコたちに会うために、週に2~3回は通っているそうだ。

 

城址公園の猫に関しては、Nさんの方が詳しい。彼に猫スポットの一つに案内してもらった。奇妙な声を出すと、一匹の猫がヤブの中から出てきて近寄ってきた。

 

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    ■出会ったほかの猫

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2021年01月22日日乗:日乗動物:ねこ, 動物城址公園:城址公園佐倉:佐倉, 城址公園

冬木立




遠くに市庁舎が見える、そして空には半月。

2021年01月23日風物:風物城址公園:城址公園

満月・満開

今日は満月、アメリカ先住民の呼び方では「ワームムーン」。未明に満月の状態になるということだった。しかし夕方からの撮影、それでも、ほぼ満月。

 

満月はのぼりハナが赤みがかっていて一番大きく見える。そういう満月を撮りたくて、月の出前に城址公園に着けるように家を出た。できれば満開の桜の上に満月という欲張った構図で撮りたいね。

 

7時10分ほど前から、歴史民俗博物館の東端からのぼり始めた。

 


2021年03月29日風物:月, 花城址公園:城址公園佐倉:佐倉, 城址公園

満開の桜に満月



この二枚の写真は、2年前に城址公園でライトアップされた桜を撮影したもの、日没後ほどない頃に撮ったので、特に一枚目の写真は、あのブルーマジック効果で背景の空が鮮やかな青色に染まっている。

 

二枚目の写真は、歴史民俗博物館内から、大きな窓ガラス越しに撮影したもの。桜の季節には開館時間が延長され、館内(一部の場所のみ)からライトアップされた桜を愛でることができた。しかし去年・今年と2年続けてコロナの影響で中止となってしまった。

 

そのせいか城址公園への夜の訪問者は、ほとんどいなかった。時おりイヌに散歩をさせている人が通りかかるだけだった。夫人がおなかが空いたと言うので_夕食はまだだった、車を駐めた自由広場の出入り口付近で、まだ営業中だった屋台で買い求めた焼きそばを、近くのベンチに座って食した。月曜の休館日の夜、園内が暗くなっている宵の口にまだ店を開いていてくれるなんて、と思いつつ。

「肉が入ってない」
透明容器にビッシリとは詰められているが、夫人が言うとおり、ホジホジしても肉は姿を現さなかった。



 

コロナ禍がなければ、今年もライトアップされたはずの桜、その桜が見える場所に三脚を立てる。休館日なのに、館内の窓際の電気がついていた。その明かりに照らされて、あのライトアップ用の桜の姿がわずかに浮き上がって見える。

 

あらかじめ月見弁当とか花見弁当でも用意しておけば、観月会と観桜会を兼ねたおもむき深いひとときを過ごせたのに、と思っても今さらどうしようもない。

 

 


2021年03月30日風物:月, 花, 風物城址公園:城址公園佐倉:佐倉, 城址公園

城址公園は八重桜が満開

ソメイヨシノの季節が終わると、次は八重桜が満開の季節を迎える。城址公園でも数は少ないが八重の桜が咲き誇っていた。

 

 

 




2021年04月08日風物:花, 風物城址公園:城址公園佐倉:佐倉, 城址公園

サギは家づくりに大忙し

サギは巣づくりの真っ最中、何回も飛び立っては、くちばしに小枝を挟んで戻ってきた。

 

緑色のアイシャドウをつけたこの鳥は、ダイサギ(たぶん)。

 

 

 

 

 

 

 

この鳥はアオサギ(たぶん)。

 

 

わざわざダイサギの前を横切って小枝を運ぶアオサギ、嫌がらせをしているようにしか見えないが、ケンカにはならないようだ。コロニーを形成して共同生活をするためには、争いは禁物なのだ。

 

 

 

 

2021年05月04日ふるさと広場:ふるさと広場動物:動物城址公園:城址公園佐倉:佐倉, 城址公園

今年も出会えた

もう少なくとも5~6回はふくろうの雛を探しに行った。しかし毎回無駄足に終わっていた。今日もあまり期待はせずに行ってみたところ、すでに例の木に向かっていくつもの大砲が向けられていた。

 

ちょうどヒナが樹洞のとば口に出ていて、そこに西日が当たっていた。

 

 

 

 

 

 

 

2021年05月14日動物:ふくろう, 動物城址公園:城址公園佐倉:佐倉, 城址公園

ヒナはどこ?

昨日姿を現したヒナは、今日は姿が見えない。もう巣立ってしまったのか、それとも巣の中で過ごしているのか。昨日の様子では、まだ十分な飛翔力はないはずだから、それに親鳥の鳴き声が近くで聞こえるのだから、どこか遠くへ飛んで行ってしまったということはないのだろう。

 

「今朝、一羽下に落ちたらしい」

そんな声が聞こえてきた。もしそれが事実なら、すでに巣立ったヒナがいるということだ。一度巣立ってしまうと、二度と巣穴に戻ることはない、ということは聞いたことがある。そうだとしても、生育状態が悪くて、まだ巣立つことができないヒナが樹洞の中にいる可能性はある。もう少し待っていることにした。

 

誰かのケータイが鳴って、しばらくして三脚をかついだ人が急ぎ足でその場を離れていった。そして数人がゾロゾロとその人の後を追った。

「後をついて行った方がいいよ、ヒナが見つかったそうだから」

と親切なお年寄りが教えてくれた。

 

ヒナは思いがけない場所にいた。竹藪の奥に身を潜めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年05月15日動物:ふくろう, 動物城址公園:城址公園佐倉:佐倉, 城址公園

二羽目のヒナか?

ヒナがいた辺りには、「立ち入り禁止」のテープが張り巡らされていた。昨日、竹藪の中にいたヒナを撮影していたとき、警備員さんが見回りに来ていて、ガケに近づいている人もいたから危険と思って立ち入り禁止線を設けたのかもしれなかった。

 

昨日のヒナは、木の上ではなく地上にいた。

 

近くにいた人によると、親鳥がエサを運んできてくれて、それを食べている時に、エサとともに地面に落ちてしまった、ということのようだった。お尻だけが見えていたが、しばらくするとヤブの中に入ってしまって姿が見えなくなった。

 

この場所はヘビの縄張りらしくて、こんな注意書きも設置されている。ヘビの餌食にならなければよいのだが。

 

そのうちまたこの場所に姿を現すかもしれないと思って、ベンチに座って待っていると、男の人が近づいてきて、立ち入り禁止のテープを取り外し始めた。

「公園管理の方ですか」

と訊くと、

「いえいえ、ただの野鳥好きの人間です」

不審に思っていると、

「管理事務所に頼んで、このテープを借りてきたんです」

「ヒナを守るためだったんですね」

「ええ、人が多かったから。下の方でヒナが出ていますよ」

と教えてくれた。

 

例の樹洞では二羽目(たぶん)のヒナが姿を現した。ここ何年かは、毎年三羽のヒナが生まれているらしい。当方が確認できたのは、これで二羽目だが、それ以前に巣立ったヒナがいなければ、樹洞の中にはまだ一羽が残っているのだろうか。

 

 

親鳥をやっととらえることができた。

 

 

 

2021年05月16日動物:ふくろう, 動物城址公園:城址公園佐倉:佐倉, 城址公園

ふくろう

昨日は強風が一日中吹き荒れていた。樹上は大きく揺れて、ヒナはひとたまりもなく落下してしまうだろう。こんな日に、フクロウはどのように過ごすのだろう。そんな日に、ふくろうを見つけることはきっと難しいだろう、とは思ったものの、出かけてみたら案の定無駄足に終わった。

 

今日は風は収まったが、今にも雨が降り出しそうな曇り空、それでも、フクロウの親子はどうなったのだろう、と気になって出かけてみた。土日の人数とくらべれば雲泥の差で、カメラマンは一人だけだった。その人も、

「あの辺りを探してみれば、見つかりますよ」

そう言って去って行ってしまった。その場所は、先日親鳥が見つかった場所とは違っていた。

 

 

夜行性の鳥だから仕方のないことだが、ただひたすら眠り続けて、時おり目を開けて周囲を見回したり、毛繕いをしたりするだけだった。

 

 

ヒナは一羽だけ見つかった。親鳥の上の方に、こちらにお尻を向けたまま、やはり眠りこけているようで、体を動かすことはほとんどなかった。

 

 

2021年05月18日動物:ふくろう, 動物城址公園:城址公園佐倉:佐倉, 城址公園

フクロウの毛づくろい(動画)

親フクロウが毛づくろいをしている動画です。逆光になっているので見にくい面があります。(約50秒)

 

 

2021年05月19日動物:ふくろう, 動物城址公園:城址公園佐倉:佐倉, 城址公園

カモさんのボッチ散歩

カモと言ってもいろいろな名を持つカモがいるようだが、園内の遊歩道を悠々と歩くこのカモは?

 

 

カモの多くは渡りをする冬鳥、ただし渡りをしないで一年中日本に留まってるカモもいるらしい。つまり留鳥ということで、よく名前を聞くのがカルガモ、立夏を過ぎたこの季節に姿を見るということになると、きっとカルガモなんだろう。

 

 

しかしたった一羽で、どこからやってきたんだろう。後をついていっても飛んで逃げてしまうこともなく、白つめ草の咲く広場に入っていった。

 

 

2021年05月20日動物:動物城址公園:城址公園佐倉:佐倉, 城址公園

アオバズクが見つからない

去年、アオバズクの写真を撮ったのは6月の初旬だった。今年もその姿を見られることを期待して、先週探しに行ってみたが無駄骨に終わってしまった。もう抱卵の時期に入ってるはずだから、例年通りなら、親鳥が巣の見張り番をしている様子を見ることができるのだけれど…今日、再び行ってみたが、探せど親鳥の姿を見つけることはできなかった。

 

今年はここには来ないのだろうか。かなり前のことになるが、何年間か営巣しないことがあったそうだ。ただ、こんな話もある。5月上旬に姿を見たという目撃談を、先週探しに来たときに長い望遠レンズを持った人から聞いたことがある。それが事実だとすると、一度偵察に来て今年はここで子育てをすることを断念したということだろうか。

 

見上げる角度をいろいろ変えてみたが、やはり見張り番の親鳥を見つけることはできなかった。今年はダメかなとあきらめて帰ろうとしたとき、こんな注意書きが目に入ってきた。

 

 

そこには「子育て中」とあるではないか。すぐには信じられなかった。この注意書きは、先週はなかったと思う。まだ真新しい感じなので、最近設置したのだろう。これで望みが出てきたということかもしれないが、ただ、自分の目で親鳥の姿を確認するまでは、心底信じる気持ちになれないのも、ほんとうのところなのだ。

2021年06月10日動物:ふくろう, 動物城址公園:城址公園佐倉:佐倉, 城址公園

アオバズクをまた探しに

今頃の時期には、母鳥が樹洞から出て、夫婦そろってヒナの巣立ちを見守っていた。その記憶を頼りに、またアオバズクが毎年来ていた大樹に行ってみた。

 

 

しかし結果は、前回と同じだった。草むらの中には、大砲を構えるカメラマンたちの足あとはなく、樹を見上げてもアオバズクの姿はなかった。

 

この何年もの間、いやもう十年以上になるかもしれない、毎年のようにアオバズクの姿を撮影してきたのに、今年はどうして来なかったのだろうか。カメラマンが増えすぎたせいだろうか。かなり前のことになるが、何年かの間ここに来ない時期もあったが、その後再びやってくるようになった…ということは聞いたことはある。またしばらく来ないのだろうか。

 

 

2021年07月10日動物:ふくろう, 動物城址公園:城址公園佐倉:佐倉, 城址公園