東京駅丸の内広場の銅像は誰?

 

東京駅の丸の内北口広場に銅像が立っていた。足下には「正二位勲一等子爵井上勝君像」と記されている。はて「井上勝」?、東京駅の前に屹立して、駅舎を高所から見下ろしているからには、さぞかし高名な人物と思われるが、浅学菲才の当方には心当たりがない。

 

後ろに回ってみれば、像の説明は漢文で記されていた。所々を拾い読みしてみれば、どうやら鉄道関係で功績のあった人物のようだった。、東京駅の広場に銅像があるのだから、考えるまでもなく、鉄道事業に貢献したということは自明の理ではあるが。

 

ウィキペディアによれば、

『明治期の日本の鉄道官僚。正二位勲一等子爵。幼名は卯八(うはち)、通称は弥吉(やきち)。鉄道発展に寄与し、日本の鉄道の父と呼ばれる。長州五傑の1人。』

ということで、「鉄道の父」と呼ばれている人であった。

 

 

 

 

 

2021年12月21日