新型コロナの全国の感染者数は連日最高を記録して、ここ佐倉でも、新たに2例が確認され、累計で253例となってしまった。
今日の最高気温は13.7度、風の無い好天気に恵まれた。家にばかり閉じこもっていると、心身に悪い影響を及ぼすので、久しぶりでふるさと広場に行ってみた。
昼ご飯は、近くの売店で購入。他にもいろいろと入っていたのだけれど、写真を撮るのが遅れて、手をつけていなかったのはこれだけ。なかなかおいしかった。
誰しもそんなふうに考えるのだろうか、印旛沼に沿って設けられている駐車スペースはほぼ埋まってしまっていた。上の写真に写っているサイクリングロードでウォーキングをする人も、チラホラと見うけられた。
このサイクリングロードの先には、「金メダルジョギングロード」「裕子コース」があるが、ジョギングをしている人の姿は見えなかった。
遙か遠くには、「国立民俗博物館」の建物の先端が顔を出している。
(クリックして拡大)
かんぴょう巻きを一つ食べたところ、
「写真撮らなくていいの?」
と言われ、ハシをいったん休めて撮った巻き寿司セットの写真がこれ。食い意地が張っているから、ついつい写真を撮るのを忘れてしまう。
「ちょっとうるさくなりますが、すいません」
と言う声が背後から聞こえた。楽器ケースを抱えた男が立っていた。演奏をするのだろうと思い、
「ちょうど食事中のBGMになりますから」
男はちょった離れたベンチに腰掛け、楽器ケースからチェロを取り出した。てっきりギターだと思っていたのに、チェロとは意外だった。クラシック音楽の練習でもするのだろう。
準備が整い、アンプ付きのスピーカーから流れてきたのは、意外な曲だった。
お聞き苦しくお見苦しい点は多々ありますが、練習の模様はこちらの動画でご覧ください。
(約1分)
クリックして拡大
風は冷たいけれど快晴、緊急事態中の日曜日にふるさと広場の人出はどの程度だろう、広い場所だから密にはならないと予想して、取りあえず様子を見がてら出かけてみた。
駐車スペースには車がずらりと並び、それこそ密の状態になっていたが、人間は一カ所に固まることなくばらけているので、もちろん疎の状態。
お昼は定番の巻き寿司セット、
店の横には平日には見られなかった出店があった。店内は密というほどではないけれどかなり混んでいた。
「1000円以上の購入ですので、クジを引けますよ」
と言う店員さんの声が聞こえた。それを聴いたお客さん、
「一回ですか?」
そりゃあ普通一回でしょ、と思いつつ列に並んでいれば、当方の会計も1000円を超えたので、夫人が一回クジを引く。大当たりでマフィン(200円)を獲得した。(ハズレなしだったので、何かしらは景品がもらえたのだけれど…)
店の前は、コミュニティバスのバス停。
今回は、巻き寿司セットに手をつける前に、完全な形で写真におさめることができた。
夫人が川べりを散歩しているとき、白鳥を見つけたと、やや興奮気味に教えてくれた。それはそうだろう、白鳥など見かけたことのないこの地で遭遇したのだから。
まだいるかどうか分からないが、発見場所に連れて行ってもらったところ、まだ川面にプカリプカリと漂っていた。
岸辺に近づいていくと、人間を恐れて逃げるどころかこちらに近寄ってくる。何か食べ物でももらえると思っているのか、こちらが動けばあとをついてくる。レンズを向けると、エサだと勘違いしたのか、ちょっとジャンプするような感じで、くちばしを開きながらカメラに飛びかかろうとする。
「ごめんね、あげるものはないんだよ」
と言いながら、ふたたびカメラを向けると、
「ウガッ」
というようなうなり声をあげて威嚇する。写真ばかり撮って、何もくれないと怒っているのだろうか。優美な姿をしているけれど、白鳥はかなり獰猛な面を持っているようだ。
それにしても、これほど人間に警戒心を持っていないのはなぜだろう、どこかで飼育されていた白鳥が、あのポニョのように逃げ出したのだろうか。
動画「白鳥」 約1分
日中の気温は15度位にまで上がり、絶好の行楽日和になった。とはいっても緊急事態宣言中、街ではミニパトが、不要不急の外出は避けるようアナウンスしながら走っていた。遠出することは控えなくてはならず、気晴らしになる場所となると、やはり市内の印旛沼周辺ということになってしまう。
駐車スペースにはずらりと車が並び、人出はこの前よりも増えていた。前回出会ったあの白鳥は、今日もまだいた。もう住み着いてしまったのだろうか。
ウィキペディアによると、この白鳥は「コブハクチョウ」で、『日本には本来分布していない外来種』ということだ。戦後ヨーロッパから持ち込まれたそうだ。
『水辺をテリトリーとするため、翼で殴って昏倒』させたり、『バードウォッチャーがコブハクチョウから「攻撃」』されたこともあったそうだ。今日もレンズを近づけたら、くちばしを開いて威嚇してきた。マア、要注意の鳥ですな。
ところで、あのコブは何のためにあるんだろう。何が詰まっているんだろう。その部分を相手にぶつけて攻撃するからどんどん大きくなっていくとか…コブが大きいほど異性にもてるとか…コブハクチョウの世界では、コブがチャーミングポイントなのかもしれない。「コブちゃん」とでも呼ぼうか。
気温は上がったが、強い風がふく日だった。ふるさと広場は遮るものがないので、強風が容赦なく吹き付けてくる。
越冬のためシベリアなどから渡ってくるオオハクチョウ・コハクチョウは、春には戻っていく。千葉県本埜村の白鳥はもう飛び立ってしまったようだ。ヨーロッパから観賞用として移入されたコブ白鳥は、動物園などで飼育されていたが、一部が野生化して定住しているということだ。
コブちゃんもそういう流れをくんでいるのだろう、今のところ飛び立っていく様子はない。ただコブちゃんは、まだ長距離を飛ぶだけの飛翔力がないように見うけられるので、飛ぶ練習を重ねればそのうちどこかへ飛んで行ってしまうのかもしれない。
前回コブちゃんに会いに来たときは、羽をバタバタさせて水面上を走って行くような状態だったが、今日はまだ短い距離だが、1メートルほど浮き上がって飛ぶことができていた。
都心の桜はもう満開を迎えているらしい。佐倉ではどの程度まで開花が進んでいるのだろうか、そんなことも確かめがてら、気持ちいい好天に誘われて、ふるさと広場に出かけてみた。
やはり満開には届かず、6~7分咲きというところだろうか。
桜の花かげの遙か向こうの川面に、白い塊が見えた。もしやと思って、望遠レンズの倍率をあげて見ると、あのコブ白鳥のようだった。しばらくするとほかの鳥の羽音に驚いたのだろうか、頭をもたげた。手を振ってみると、こちらに気づいたようだった。そして、コブちゃんと最初に出会った駐車スパースの方に動き始めた。こちらのことを覚えていてくれたのだろうか、ともかくこちらも駐車場に向かってみることにした。
駐車場にはコブちゃんの方が先に着いていた。駐車スペースの縁に近づくと、以前のように近寄ってきた。やはり覚えていてくれたんだろうな、自分で言うもなんだが、なんと感動的な再会ではないか。
今日は満月、例のアメリカ先住民の呼び方では「ピンクムーン」、ピンク色の花が咲くからそう命名されたという。
ピンクムーンを撮る前に、夕陽もきれいだったので撮っておいた。
日が沈む様子をじっくり眺めることなどあまりないが、たまにそういう機会も持つと、その速さに驚かされる_月がのぼる速さもそうなのだが。あれよあれよという間に川面の向こうに沈んでいく。日が沈む速さは、とりもなおさず時の流れる速さであり、日が沈む様子を眺めていると、時の移り変わりの速さが実感として心に迫ってくる。こんな速さで時が流れ、思いもよらない速さで年を重ねていくんだな、と柄にもない感慨が浮かんできたりする。
厚い雲が空を覆っているけれど、今夜の満月は観られるだろうか、とちょっと心配になってくる。
今回はあらかじめ「日の出・日の入り時刻・方角マップ」というサイトで、月が出る方角を確かめてから撮影に臨んだ。見当を付けて置いた場所からは少しずれたけれど、ふるさと広場のオランダ風車の横からピンクムーンがのぼる様子を撮影できた。
月の出は18時34分、実際に月が見え始めるのはもう少し経ってからだ。いつもなら夕食が終わった頃だが、今宵はおにぎりをコンビニで買い求め、おかずは夫人のお手製、オランダ風車そばのベンチでいただいた。
(最初の一枚は、18時44分に撮影)
今夜は二十数年ぶりで、スーパームーンと皆既月食が重なる特別な夜だった。気がかりは天気、明日からは雨ということだが、今夜まではどうにか持ちこたえてくれるという予報だった。
撮影場所はふるさと広場、チューリップ畑は水田へと変わっていた。前回の満月の日にもここに来た。その時は貸し切り状態だったが、今日は車が次々にやって来て、桜並木の駐車スペースは次第に密の状態になっていった。
思っていた以上に雲が広がっているのが気がかりだ。この時間帯の天気図では、千葉県北西部には雲がかかっていなかったのだが…
6時45分、予想した場所よりちょっと左側だったが、月がちょっと顔を赤らめてソロリソロリと顔を出してきた。
陽は先ほど沈んだばかり、折りよくマジックアワーが始まり、空はブルーに染まって大きなスーパームーンをより一層引き立てる。
ただ残念なのは、すでに月食は始まっているはずなのに、あいにくの雲がそれを隠してしまっている。そして昇っていくに従って、雲の餌食となってその姿がだんだんと消えていってしまった。
雲間に隠れてしまった月は、なかなか姿を現してくれなかった。雲が切れれば姿を現すだろう、ふるさと広場に集まっている人たちはそう思っているようで、皆あきらめて帰ることなく根気強く待っている。そして減るどころか、月見客は少しずつ増えてきたのだ。皆既月食になる時間に合わせて、予定を立てて来たのだろう。
皆既月食が起こると言われている時間まで待ち、それが見られないことを確認してから私たちは帰途についた、ほぼ途切れることなく駐車している車列を横目に見ながら…。
皆さん、どうしてそんなに忍耐強いんだろう。たとえスーパームーンは見られなくても、たとえ皆既月食を見られなくても、いつもとは違う夜を過ごしたくて、新型コロナのことなど忘れて、田んぼのカエルの鳴き声を聴きながら、遠くを走る京成電車の車窓の明かりを見ていたくて…そんなことを思いながら、車の中で過ごしているのだろうか。
「月見た?」
夫人が何を言っているのか、すぐには分からなかった。
「月の白いカケラが見えるよ」
半信半疑で庭に出てみると、確かに向かいの家の屋根の上に、三日月形に欠けた月が姿を現していた。すでに皆既月食は終わり、満月に戻る途中で一時的に姿を現してくれていた。ふるさと広場で粘っていた人たちにも、この月の光が同じように届けられたことだろう。
落語家の柳家権之助さんが、Twitterに「山形土偶」についてつぶやいていた。
それによると、山形土偶とは、顔が山の形をした土偶だからそう名付けられたそうで、『発掘されたのは千葉県佐倉市』…佐倉に長年住んでいるけれど、そんなことは聞いたこともなかった。
ちょっとどころか大分気になったので調べてみたところ、佐倉市のwebサイトに次のような記載があった。
『縄文時代では、中期の有孔鍔付注口土器<ゆうこうつばつきちゅうこうどき>、後期の山形土偶や異形台付<いけいだいつき>土器、晩期の亀形土製品が出土しています。』
確かに「山形土偶」が出土したという記述がある。出土したのは「江原台」、発掘調査で多数の遺構・遺物が出土したことから、「江原台遺跡」と名付けられた。
出土した山形土偶は、明治大学博物館の所蔵となっていて、その写真は「 和樂web」などに載っている。
(和樂web編集部)
…土偶7.おにぎりのような頭をもつおかっぱちゃん
昭和50年代、江原台では宅地開発、聖隷佐倉市民病院の建設にともなって数回に亘って発掘調査が行われた。その時の調査結果の詳細は「佐倉市江原台遺跡発掘調査報告書」などにまとめられている。明治大学博物館蔵となっているのは、当時の発掘調査に明治大学が関わったからなのだろうか。
あのヤギのポニョがいた崖の上で、5000年以上も前の縄文時代から人々が住み着き暮らしていた。そんなことなんか今まで想像もしていなかった。縄文海進時には、崖の下まで海が入り込んでいたのだろうか。
6月25日は満月、例のアメリカ先住民の呼び方では「ストローベリームーン」、日本ではイチゴの季節は春、6月の満月にはそぐわない感じがする。なぜだろうと気になったので調べてみたところ、アメリカでは5月~11月が収穫期らしい。
今は梅雨の季節、はっきりしない天気が続き、25日は一日中曇りの予報、6月の満月を撮影するのは無理かなと思っていた。ところが月が満ちるのは深夜の3時台、つまり25日の月の出を待つより、24日の月の出の方が、より満月に近い状態で撮影できるということだ。幸いなことに、天気予報によれば24日の今日は、夕方から夜にかけて、天気が一時的に回復するということだった。
日中は雨が降ったり雷が鳴ったりの不安定な天気だったが、天気予報を信じてふるさと広場に向かった。
今回は、あのポニョがいた崖の上に昇る満月を撮ろうと思って、下調べをしておいた。崖の上は江原台と呼ばれ、以前発掘調査が行われたことがあった。縄文時代の遺跡が見つかり、太古の時代から人が住み着いていたことが分かった。山形土偶もこの地で発掘されたのだった。縄文時代の遺跡が眠る江原台、その上に昇る満月を撮影するというのが、今回の計画なのだ。
これを名付けて、「縄文の丘に昇る満月」を撮る、とでもしておこうか。五千年以上も前の縄文人たちも、同じ満月を観ていたに違いないのである。その満月を観ながら、悠久の時の流れに思いを馳せれば、新型コロナのことを一時でも忘れることができるであろう。
[ふるさと広場から江原台遺跡の丘を望む]
少し離れてこんもりと茂る二カ所の樹木、その間あたりから昇る満月を撮るために、撮影場所の見当をつけて月の出を待った。
佐倉市の月の出は、東京より少し早くて18時38分、丘の上に顔を出すのは10分以上経ってからだろう。そして上空の灰色の雲が、下に降りてこないことを祈るしかない。
今夜の満月は「スタージャンムーン(Sturgeon Moon)」、Sturgeonとはチョウザメのことで、最も収穫できる月が8月ということから命名されたそうだ。毎度のことではあるけれど、アメリカ先住民たちの呼称ということのようだ。今度こそ快晴の夜空に浮かぶ満月を撮りたいものだと思っていたが、今日もまた曇り空。これで4~5ヶ月は曇り空が続いたことになる。
今回は印旛沼にかかる橋の上に昇る月を撮るために、あらかじめ調べておいた撮影スポットに三脚を立てて待ち構えていた。雲が低く下りていたので、今日もダメかなと思っていたところ、案の定月の出の時間を10分以上も過ぎても、月の姿は見えなかった。
西の方では雷雲が発生しているようで、ときどき稲光が見えた。
こんな空模様だから、とうとうあきらめて少し離れたところに駐めておいた車に戻ると、月の光が薄雲を抜けて輝いていた。
木星と土星が満月に近い位置に見えるということだった。さすがに土星をいっしょに撮影することはできなかったが、満月の上に見える木星は撮ることができた。
ふるさと広場には、スーパー水田と呼ばれる田んぼがある。何を持ってスーパーと呼ばれるのか。それはその水田の広さが関係しているようで、そのひろさは東京ドーム1.6個分といわれている。
広さだけでいえば、もっと広い場所はいくらでもあるはずだが、スーパーと言われる所以は、あぜ道で区切られた一枚の田がそのように広大だということのようだ。
そのスーパ水田の一部では、すでに刈り取りが行われていた。
まだ刈り取りが終わっていない区域を見ると、稲の育ち具合は収穫期を迎えているとは思えない。なぜなんだろうと思い調べてみると、この水田で栽培しているのは、米を収穫するためのものではなく、飼料用とする稲ということらしい。だから実る前の穂が出て間もない状態で、刈り取ってしまうそうだ。
縄文の丘の上に見える建物は市民病院、それの背後に回り込めば丘の先端に出ることができそうだ。そう見当をつけて、病院脇の空き地に車を駐めて徒歩で向かった。病院の周囲には大きな駐車場があって、その辺りまでは車を進めることができが、その先は細い未舗装の道となっていた。
こんな所で猫と遭遇。チョコとよく似た毛並みの子猫で、近づきすぎるとぴょんぴょん跳ねるように逃げていく。右目が濁っているのが気になった。
子猫の背後の壊れかけの車が気になったので、反対側に回ってみた。一応屋根に覆われているので、まだ何かに利用しているのだろうか。
さらに歩みを進めていくと、農作業をしているおばさんの姿が見えたりして、畑中の農道の雰囲気になってきた。縄文遺跡の発掘調査は、市民病院の建設予定地だけで行われたのだろうか。それとも周辺の農地でも行われたのだろうか。いずれにしても、いま眼の前に広がる農地の下には、今でも縄文の遺跡が眠っていることだろう。
野菜の直売所があった。看板によれば「収穫体験型」となっているから、自分で収穫して、「セルフ」とあるから料金はどこかにある箱にでも入れておくのだろうか。
畑が尽きた辺りに、ひときわ立つ双子の大きな樹が見えた。たぶんあの樹が、ふるさと広場から丘を見上げた時に、眼に入ってくるあの二本の樹なのだろう。あそこまで行けば、ふるさと広場を眺め下ろすことができるに違いない。
ただ、そこに行くには畑に足を踏み入れて進まなければならない。無断で他人の畑に入ることは、やはりためらいが伴う。辺りに人がいれば、尋ねてみるところだがあいにく誰もいない。またの日に来ることにして、ふるさと広場へと向かった。
今日は長い一日だった。朝の3時50分に起きて、4時半前には家を出た。なんでそんな不健康なこと(朝寝坊の当方にとっては)をしたのかというと、中秋の名月が沈むところを撮りたかったからなのだ。
今日は中秋の名月で満月、ところが夕方から雲が多くなってきて、お月見は無理かもしれないという予報だった。午前中までならば確実に晴天が続くということのようだから、それなら早朝の月の入りを撮影しようと思い至ったのだ。
月の入りは5時16分、5時前にふるさと広場に到着したときは、まだ周囲は真っ暗闇だった。驚くことに、そんな暗闇の中を手に懐中電灯を携えてジョギングしている人がいた。
月の出を撮るには、前もってその場所を調べておく必要があるが、月の入りはもう月は出ているのだから調べるまでもないのだが、撮影ポイントはあらかじめ橋の上と決めておいた。その場所からだと、印旛沼越しにオランダ風車の辺りに沈む月を撮ることができるはずだ。
中秋の名月(月の入り)
月の出は月面の模様が異なる。
(2月28日撮影のスノームーン)
日の出の時刻は5時28分、月の入りは4時57分だから約30分後に太陽が昇ってくる。その間、東の空はすでにしらみ始め、京成電車も走り始めていた。
日の出
朝日をあびて、「縄文の丘」東端にある家が浮かび上がった。見晴らしは良いに違いないが、高所が苦手な人にとっては、敬遠したくなる高さだ。
この写真を現像しているときに、昔「朝日の当たる家」というアニマルズの曲が、日本でもヒットしたことを思い出した。その当時は歌の内容も知らずに聞いていたが、いま訳詞を参考にしながら聞き直してみると、かなり悲惨な内容の曲だった。ただ、「俺のようになるな」という歌詞もあるから、反面教師として子どもたちに教え諭している、ということかな。
The Animals
House of the Rising Sun (1964)
5人グループの皆が生真面目な顔で歌い演奏しているのだけれど、曲の終わりに近づいたころ、ギターを弾いていたメンバーが急にニタニタと笑い出した。なぜなんだろうか、不気味です。
ふるさと広場の道路を挟んだ東側では、コスモスが見頃を迎えていた。整然と植えられた花畑ではなく雑然と咲き乱れているが、自然のままの素朴な趣を帯びていた。
ふるさと広場では、10月に入ると「佐倉コスモスフェスタ」というイベントが予定されている。
【開催期間】
2021年10月9日(土)~ 2021年10月24日(日)
午前9時から午後4時まで
詳しくは
こちらのコスモスは区画整理され整然と植えられているが、まだ時期が早くポツンポツンと咲いているだけだった。