あれはコブちゃんか?
明日(10月9日)からふるさと広場では、「佐倉コスモスフェスタ」が始まる。会期中はきっと混雑するに違いないから、一日前の今日出かけてみた。
前日というのにかなりの人が、コスモスにカメラを向けていた。
気温がかなり上がっていたので、ソフトクリームなんぞをナメながら、久しぶりで空が広い場所でノンビリと過ごしたのだった。
そろそろ帰ろうかと腰を上げて駐車スペース向かったとき、あの「竜神橋」がクッキリときれいに見えているのに気がついた。
撮影しているときに、橋の向こう側、少し離れたところに少し大きめの白い影が見えた。あいにく望遠カメラは持参していなかったので、大きくとらえることはできなかったが、どうやら白鳥のようだった。
(あれはひょっとしてコブちゃんではないだろうか)
まさか、とは思ったが手を打ち鳴らして、大きく手を振ってみた。そんなことを何回と繰り返すと、その白い塊がこっちの方に近づいてくるではないか。
この鹿島川で初めて白鳥に出会ったのは、今年の2月のことだった。それから何回か撮影する機会があったが、いつの間にか姿を消してしまい、そのまま八ヶ月ほどが経ってしまった。
(2021年2月6日 撮影)
こちらに近づいてくる白鳥が、あの時と同じ個体かどうかは分からない。警戒心を抱くことなく近づいて来るということは、あのコブちゃんなのかもしれない。
たぶん、何かもらえるかもしれないかもしれないと思って、はるばるここまでやって来たのだろう。シッポをフリフリしておねだりしている様子なんだけれど、本当に申し訳ないけれど、何も持ち合わせがない。両手を広げて「ナイよナイよ」ジェスチャーをすると、アッサリあきらめて、さっさと体の向きを変えて、戻っていってしまった。