「Windows 11」が10月5日(日本時間)にリリースされた。早まってアップデートして人柱になるのはイヤなので、とりあえず今使っているPCがWindows 11の要件を満たしているかどうかだけ確認してみた。
Windows10から無償でアップグレードできるそうだが、最低システム要件があって、それがなかなか厳しくて、数年前のパソコンでは満たすことが難しいということのようだが…
要件を満たしているかどうかを確認するためには、マイクロソフトの「PC正常性チェックアプリ」をダウンロードしてインストールする。
上記リンクをクリックすると次のようなページが表示される。
このページを下にどんどんスクロールしていくと、一番下に「互換性の確認」という項目がある。さらにその下位の項目が二つある。
『PC 正常性チェック アプリのダウンロード システムの最小要件を見る』
まずは自分のPCが対応しているかどうかを確認するために、『PC 正常性チェック アプリのダウンロード』をクリックする。ダウンロード・インストールの手順は一般的なアプリと同じなので、インストールして起動した後の画面を示しておく。
『PC正常性を一目で確認』などと言われると、今使っているPCが正常ではないのかもしれない、と言われているような感じがして、ちょっとイラッとする。それはさて置き「今すぐチェック」をクリックする。
いきなり常用のパソコンでチェックするのも心配だったので、まずは少し前に手に入れた中古ノートパソコンで確認してみた。2016年のモデルで、今から5年前に発売されたものだが、HDDからSSDに換装してあるから、起動は速くイライラすることもなく使うことができる。
チェックの結果は、残念ながら以下の通りだった。
チェックに引っかかった項目は、「プロセッサ(CPU)」だった。システム要件に記載されているプロセッサの要件は、以下の通り。
『1 ギガヘルツ (GHz) 以上で 2 コア以上の64 ビット互換プロセッサまたは System on a Chip (SoC)。』
次に常用PCを確認してみた。
ということで、現在使っているPCはwindows11にアップグレードできるようだ。しかし最初に書いたように、OSがアップグレードできたとしても、いつも使っているアプリやハードウェアがwindows11に対応しているかどうか分からない。
例えば、Adobe(Creative Cloud)には、まだwindows11に関する情報は載っていない。ジャストシステムでは確認済みの製品もあるが、確認中のものもある。ハードウェアについても、確認済みの製品もあるが、情報を載せていないものもある。
たとえ常用のPCがWindows11に対応していても、やはり最初に書いたように、当分は様子見しているのが無難なのだろう。