本当の満月になるのは、21日の午前8時55分ということなので、夕方の月の出の時には、すでに満月を過ぎてしまっていることになる。ただ、ほんのわずかに欠けている程度らしいから、肉眼では見分けがつかないだろう。
月の出は午後6時7分、実際に山の端、いや丘の端に姿を現すのは10分程度後になるだろう。そう見当をつけて待っていると、12分頃にはもうわずかに顔をのぞかせた。
三脚を立てた場所が、当初想定していた撮影ポイントからずれていたので、慌てて三脚をかついで移動した。
この日、たまたまライトアップが行われていて、その効果でオランダ風車の右側が明るくなっている。
先ほどライトアップのことについて触れたが、9月21日は「世界アルツハイマーデー」で、全世界で認知症に対する啓蒙活動などを行っているそうだ。佐倉市もその活動に加わり、ふるさと広場のオランダ風車を、認知症支援のシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップしたということだ。