都心上空を低空で飛ぶ旅客機

昨日写真グループの集まりがあって、新宿方面へ久しぶりで出かけた。一年数ヶ月ぶりのことだった。会がお開きになったのは五時過ぎ、外はもう暗くなっていた。最寄り駅に向かっている時、夕空をかなり大きな機影が羽田空港と思われる方向へ、騒音レベルの飛行音を残しながら飛んで行った。

 

 

羽田空港では、すでに2020年3月29日から新飛行ルートの運用が開始されている。新飛行ルートは都心の上空を通過するということだが、せっかく国際線の増便を目的としていても、コロナ禍のため旅客機はほとんど飛んでいなかったはずだから、仮に都心に出かけて行ったとしても、上空に飛行機の姿を認めることはなかっただろう。

 

最近になって、コロナ感染者数が劇的に減少してきたから、羽田に離発着する便数が増えてきたということなのだろう。短い間隔で、飛行機が次々と通過していった。

 

新ルートでは、南風荒天時・悪天時はちょうど新宿上空を通過する。運用時間帯は15時~19時、この写真を撮ったのは5時過ぎだから、ちょうどその時間帯に該当する。かなり大きな機影と飛行音だったから、ちょっと驚いた。

 

これ以外の時間帯は、従来の飛行ルートで運用するということで、たしかに夜7時以降、佐倉上空を羽田空港方面に飛行する旅客機の姿を見ることが多い。ただ、かなり上空を飛行するので、新宿で聞いた飛行音よりは小さい。

 

2021年11月15日