山形土偶がやって来た

佐倉市から出土した山形土偶、今は佐倉を離れて明治大学博物館蔵となっている。どういう経緯でそうなったのかは知らないが、いったい埋蔵物に所有権というものはあるのだろうか。あるとすれば、誰あるいはどういう組織が有するのだろうか。

 

ある土地で出土したものは、その土地で保管するのが一番いいように思われる。古代エジプトなどで発掘された埋蔵物が、ヨーロッパに持ち出され、巨大な博物館・美術館などの所蔵品となっている例は枚挙にいとまないが…

 

山形土偶のレプリカでも販売されていないだろうかと探してみたが、違う種類の土偶はあっても、山形土偶はなかなか見つからない。どこをどうリンクを辿っていったかもう確かめようがないが、頭部をモチーフにして粘土で作ったバッジが、ハンドメイドを扱うサイトで偶然見つかった。最後の一つだった。

 

作者は、土偶アート作家の「mina-pirika」さん。縄文時代の土偶の顔をモチーフにした作品を制作しているそうだ。

 

とりあえずリュックに取り付けてみた。

 

 

2021年06月08日|日乗:日乗|佐倉:ふるさと広場, 佐倉