JR西側に位置する「さくら坂」は、ヘビのようにクネクネと曲がりくねっている。下り坂になっているから、スピードが出ないようにそのような形状にしているのだと思われる。坂道の両側には桜並木が続く。たぶんそれが理由となって「さくら坂」と呼ぶようになったのだろう。
2019年撮影
今回(4月4日)撮影
「さくら坂」と聞くと、女性グループ「櫻坂46」を連想する人がいるかもしれない。しかし「櫻坂46」というグループ名は、この「さくら坂」が由来となっているのではないらしい。実際に行って確認したわけではないが、六本木の「けやき坂」の角を曲がったところにある「さくら坂」がその由来となっているそうだ。
縁があるといえば、「櫻坂46」の前身である「欅坂46」の方が、渋谷の「さくら坂」に縁があると言った方がよさそうだ。奇しくも今日4月6日は、「欅坂46」(現・櫻坂46)のデビュー八周年の記念日だった。八年前のこの日に、「欅坂46」のデビュー曲である「サイレントマジョリティ」がリリースされた。
欅坂46「サイレントマジョリティー」
このMVの最後の方の部分、さくら坂を下り切ったところある横断歩道に、メンバー全員が横一列に並んでいる場面がある。そこに並んでいた20名のメンバー(一期生、遅れて一名が加わり21名体制となる)のうち、現在残っているのは三名だけ、そのうちの一名は休養中だから、実際に活動しているのは二名だけということになる。