高崎川ほとりのSLは「鬼滅の刃」の「無限列車」か?

最初にお断りしておきますが、当方「鬼滅の刃」に関しては無知です。漫画もアニメも映画もみたことはありません。映画が大ヒットしたとか主題歌(挿入歌?)もヒットしたとか、そんなことぐらいしか知りません。ですから、トンチンカンなことを書いてしまうかもしれません。

 

最近、佐倉市内を流れる高崎川のほとりの小さな公園に、SLが展示されていることを、とあるサイトで教えていただいた。佐倉に住むこと久しいけれど、そんなことは今まで知らなかった。

 

日和も良く、城址公園に撮影に出かけるついでに、その公園に立ち寄ってみた。確かにありました、公園の隅に、かごの鳥のように金網の中に。

 

 

金網の前のベンチに一人のご老人、こちらの姿を認めるとすぐに話しかけてきた。

「わたしは、このSLの保存会に入っているんですよ」

と切り出して、入会した経緯などを事細かに説明してくれた。

 

SLに関することは、設置してある説明板を読んで、だいたいのことは理解できた。

 

 

 

まさにこの蒸気機関車「8620型(通称:ハチロク)」が、「鬼滅の刃」の「無限列車」のモデルではないかと言われているのだ。

 

この「ハチロク」は、二瘤駱駝のように車両の上部に円筒形のモノが二つ並んでいる(蒸気ダメ?)。

 

こちらの画像が「無限列車」

[前半退屈...クライマックスは興奮に号泣‼映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』(2020)]

 

確かに画像には二つの円筒形が並んでいる。この公園の「ハチロク」を横から見ると、こちらにも二つのコブがある。

 

 

そういう点から推察すると、「ハチロク」は「無限列車」のモデルの一つかもしれない。作品化する際は、いろいろの型の蒸気機関車を参考にするはずだから、「ハチロク」だけがモデルだとは言えないが…

 

以前真岡鐵道を走る蒸気機関車を撮影したことがあった。こちらのSLも二つのコブを持っていた。ただ写真で見る限り、後ろのコブのの方が大きいように見える。

 

 

なお先ほどのご老人が、普段は金網の中に入れないが、特別の日には公開されると教えてくれた。そして当方が撮影に熱中しているうちに、いなくなってしまった。まるで私が来るのを待っていてくれただけかのように…

2021年04月20日|写真:写真|風物:風物|佐倉:佐倉