写真家の方と結婚した女優の多部未華子さんが、「無事に安定期を迎えることができました」と、第1子妊娠を公表したのは今年の3月1日のことだった。人ごとながら、新型コロナはいくら注意していても感染してしまう場合もあるようだから、その後の経過がちょっと気にはなっていたけれど、特に新しい情報に接することもなく、当方は毎日のコロナ感染者数が気になる日々を過ごしていた。
最近になって、例のスマホ関連のCMに復帰している姿を見て、アレ!もう子どもが産まれたのかな?と思いつつ、いつ撮ったんだろうというモヤモヤとした気分は拭えなかった。
多部さんは、毎月一回「多部未華子がBOOKコンシェルジュ!」というウェブページで、オススメの本を紹介している。口述なのか、それともご本人が実際に書いているのかということは別にして、8月で43回目を迎える。
その文章を読み進め、終わり近くにさしかかったとき、「アレレ」と思わず声をあげそうになってしまった。こんなことが書いてあったのだ。
『(略)…私としては、30代はとにかくライフステージを変えたいと思い、(それも29歳の最後の方で急に)実際に結婚。家族をつくるということをしてみて、子供が産まれた今、ただひたすらに目の前の幸せを噛み締めている日々ですが、…(略)』
意外にもこんなところで、子どもが産まれたことをはっきりと書いているではないか。この感染拡大の中、出産にこぎ着くまでには大変な心労があったはずだ。お子さんを目の前にして、今は幸せな日々を過ごしているそうだ。
まァ私的なことでもあるし、世の中コロナ禍で大変な状況だから、いままで公表しなかったのかもしれない。ともかくモヤモヤが晴れました。
なお、この引用した記事の日付は「2021.8.17」になっている。
(追記)2021.08.21
引用部分の後に、ちょっと気になる記述があったので…
『…日々ですが、結局はライフステージが変わったところでまた新たな悩みが出てきたり、もう戻れない前の生活に懐かしさを感じて切なくなることもあったり。』
『切なくなることもあったり』と、心情を素直に吐露している箇所、ちょっと気になりました。いろいろと深読みしたり想像したりしてしまいますが、気になったということだけ書き加えておきます。