夫人が家の裏で草取りをしているときに、窓の面格子に張り付いている徳利を逆さにしたような物体を見つけた。
蜂の巣を見つけたのは、これで3回目になる。一度目は戸袋の中、二度目は庭木の茂みの中、三度目の今回は今までに見たことのない形だった。
さてこの巣の持ち主は、どんな蜂なのだろうか。調べてみると、こんなに見事な巣を作る蜂は、どうやら「コガタスズメバチ」であることが分かった。凶暴な蜂ではないらしいが、毒針を持っているから気をつけた方がよい。まだ子育て中だと、うっかり近づいて刺激すると、攻撃されるおそれがある。しばらく家の中から観察していたのだが、親の蜂が飛来してくる気配はなかった。
YouTubeにこんな動画が投稿されていた。
その1からその4まであるが、この「その3」が面白い。投稿者が、巣の一部を壊ししてみたり、穴を塞いでみたりと、いろいろ試してみる様子が記録されている。ただ、その様子を見ているうちに、なんだかハチさんが気の毒になってしまうのだった。