里実フォト草紙

旅行記

パリの街めぐり

パリの街めぐり_ノートルダム大聖堂まで

フランスの外出禁止制限は、現在のところ夜間の夜9時〜朝6時、従って日中の外出には制限がない。地方内・地方間移動も解禁されているから、日中なら街中へ出歩くことも可能ということだ。

 

新型コロナ流行前に外国人観光客で賑わっていたパリの街は、コロナ禍ではどんな様子なのだろうか。時間はちょっと遡るが、あの「ひろゆき, hiroyuki」氏が、コロナ禍のパリの街を歩いた時の動画をYouTubeに載せていた。

 

ノートルダム寺院を目指すよ。

 

2021/02/16 にライブ配信されたものだが、その日の新規感染者数は19,374人(Googleニュース)だった。この時期は、厳しい外出制限(ロックダウン)は行っていないが、18時からの夜間外出禁止は継続となっていた。この動画は、ただ単に歩きながら街の様子を撮影しただけではあるが、コロナ禍にあるパリの街の一端を見せてくれている。

 

2009年のパリは、観光客であふれていた。パリ14区にあるホテルから地下鉄を利用してノートルダム大聖堂まで行った際、その道すがら撮影した写真を、以下にまとめてみた。既出のパリの写真と、一部重複しています。

 

地下鉄 → CITE駅 → 裁判所 → リュテス通り → プティ・ボン橋  → ノートルダム大聖堂

 

 

パリの街中では自動販売機は見かけなかったが(盗難対策のようだ)、駅の構内には設置されていた。コインを投入して飲み物を購入してみようとしたが、ボタンを押しても反応はなく、結局コインが戻ってくることはなかった。駅員と同じように、愛想のなさを感じてしまうような自販機だったから、あまり期待はしていなかったが、ほんとうに買えるんだろうか。

 

 

 

2021年05月30日パリの街めぐり:パリの街めぐり

パリの街めぐり(2)Les Cars Rouges

前回に続き、まず「ひろゆき, hiroyuki」氏のパリ散歩の動画から。全編はルーブルまでだが、途中オペラ座を経由するので、当方の写真は取りあえずオペラ座まで。

ルーブル美術館まで歩くよ。

 

パリ初心者の私たちは、屋根のないオープントップバス「Les Cars Rouges(レ・カー・ルージュ)」で主要観光スポットを巡った。この観光バスは、決められたスポットでは乗り降り自由で、有名どころを見物するにはとても便利な赤いバスだった。

 

 

 1.エッフェル塔
 2.シャン・ド・マルス公園
 3.ルーブル美術館
 4.ノートル・ダム
 5.オルセー美術館
 6.オペラ座
 7.シャンゼリゼ・エトワール凱旋門
 8.グラン・パレ
 9.トロカデロ

 

ノートルダム大聖堂近くの乗降スポット4から乗車して、5番オルセー美術館はスルーして6番オペラ座に向かった。

 

 

2021年05月31日パリの街めぐり:パリの街めぐり

パリの街めぐり(3)オペラ座まで

ノートルダム大聖堂へ向かって左側にある停留所から乗車、赤いバスは、シテ島北東側のセーヌー川沿いの道路を北西に進む。

 

ノートルダム橋 → オーシャンジュ橋…ここで左折してパレ通りに入る → パレ・ド・ジュスティス(裁判所) → サンミシェル橋…渡りきって右折、ここでシテ島とはお別れ

 

 

セーヌ川沿いを進む → キャゼール橋…川向こうに見えるのはルーブル美術館 → 左にオルセー美術館 → サンゴール橋…橋の向こうはチェイルリー公園 → コンコルド橋を渡り、コンコルド広場を横切って進む

 

 

オペラ座前

 

オペラ座前の階段に腰掛けて一休み、これからの計画を練りながら、街行く人たちを眺めるにはおあつらえの場所だった。

 

2021年06月01日パリの街めぐり:パリの街めぐり

パリの街めぐり(4)凱旋門まで

オペラ座裏のカールージュ(Les Cars Rouges)乗り場6から乗車。赤いバスの運行ルートは、再びコンコルド広場を経由して、シャンゼリゼ通りを北西に向って凱旋門まで。

 

 

オペラ通り → (右折)ペ通り → ヴァンドーム広場…オーステルリッツ記念柱 → コンコルド広場 → シャンゼリゼ通り → 凱旋門

 

ヴァンドーム広場…オーステルリッツ記念柱

 

コンコルド広場

 

シャンゼリゼ通り

 

凱旋門

 

2021年06月03日パリの街めぐり:パリの街めぐり

パリの街めぐり(5)凱旋門からエッフェル塔

休止していた「パリの街めぐり」を再開します。

 

凱旋門では下車することなくそのまま乗り続け、赤いバスはシャンゼリゼ通りをコンコルド広場方面へ向かう。

 

シャンゼリゼ通り

 

コンコルド広場の少し手前で右折して、マリニー通りに入る。この通りの進行方向右側には「グラン・パレ」、左側には「プティ・パレ」がある。

 

 

アレキサンドリア橋を渡り、右折してセーヌ川沿いのオルセー通りを西に向かう。

 

 

オルセー通りがブランリ通りに接続する交差点で右折、セーヌ川にかかるアルマ橋を渡り、西の方角にあるイエナ広場へと向かう。この広場には、ジョージワシントン像・ギメ東洋美術館がある。

 

 

この広場からさらに南西方向に進むと、トロカデロ広場に至る。

 

 

2021年07月21日パリの街めぐり:パリの街めぐり

パリの街めぐり(6)エッフェル塔と花火ショウ

フランス革命記念日の7月14日、エッフェル塔・セーヌ川周辺で花火ショウが開催された。まだまだコロナ禍は続くが、今年は有観客で実施されたそうだ。

 

フランスの7月14日の感染者数は5,367人、数万人の感染者を記録した時期に比べればかなり減少したが、まだまだ油断できない状況である。それでも開催したのはワクチン接種が進み、新規死亡者数が減少しているからだろうか。ただ、最近は増加傾向が顕著で、7月21日の新規感染者数は16,723人になっている。

 

パリの花火ショウは、いわゆる花火大会ではなく、花火と光・音楽で構成された壮大なショウとなっていた。

 

Firework paris 2021 / Feux d’artifice Paris Tour Eiffel 14/07/2021 by Ruggieri true video intégrale

(YouTube、約18分)

 

さてオープントップバスは、エッフェル塔を右に見ながらトロカデロ広場を抜けて、イエナ橋へと向かう。

 

エッフェル塔のトンネル状の塔脚部から見える高層ビルは、「トゥール・モンパルナス」。

 

 

2021年07月22日パリの街めぐり:パリの街めぐり

パリの街めぐり(7)シャン・ド・マルス公園からアレキサンドル三世橋

シャン・ド・マルス公園

 

 

 

 

 

アンヴァリッド_旧・軍病院、廃兵院

ナポレオン・ボナパルト(フランス皇帝ナポレオン1世)などの墓所。

 

ロダン美術館

「考える人」の像が見えた。

 

アンヴァリッド広場を通って、再びアレキサンドル三世橋へ

 

2021年07月27日パリの街めぐり:パリの街めぐり

パリの街めぐり(8)、そして「パリは汚い!?」

「パリの街めぐり」も、やっとのことで最後の回を迎えることができた。

 

「Les Cars Rouges」が巡るコースをネットで確認しているとき、たまたまこんな記事を見つけた。

『【地球コラム】「汚いパリ」運動拡大』

 (時事ドットコム、2021年7月28日)

 

その記事によると、『街路樹の根元に捨てられた大量のタバコの吸い殻、歩道をふさぐように積まれたゴミの山』、そういう光景を撮った写真がSNS上にたくさん投稿されているという。それらの投稿は単なる嫌がらせではなく、街の美化を求める人たちの抗議活動ということなのだ。市民団体による美化運動も行われているようだが、なかなか効果が現れないというのが実情のようだ。

 

当方がパリを訪れたのは2009年の秋、もう十年以上も前のことになる。当方はあまり気にならなったのだが、同行者によればその当時もパリの街は汚かったということだ。

 

コロナ禍の今、パリを訪れる観光客などほとんどいない状態でも街が汚いというのだから、これはもう「パリ人」には、街を美しく保とうなどという発想はもともとないのかもしれない。

 

さてそんな「汚いパリ」も、上を向いて歩けば、街全体が歴史的建造物や美術品に囲まれた美しい街として見えてくる。

 

アレキサンドル三世橋を渡り、右折してチュイルリー通りを東に向かう。

 

右にセーヌ川、左にコンコルド広場・チュイルリー公園そしてルーブル美術館に挟まれたチュイルリー通りを、さらに直進していく。

 

 

 

ヌフ橋を渡り、再びシテ島に入る。ノートルダム大聖堂には西日が差し、濃い影が掛かっていた。そして地下鉄「シテ駅」から乗車して、宿泊先のホテルに戻った。

 

 

 

2021年07月28日パリの街めぐり:パリの街めぐり