先日(10月31日)京都大学のウィルス研究者・宮沢孝幸准教授が、2024年5月で退職する予定となったことを公表した。
【お知らせ】
『私儀、このたび2024年5月をもちまして京都大学を退職することとなりました。つきましては、大学の取り決め通り医生物学研究所附属感染症モデル研究センター
ウイルス共進化分野 宮沢研究室は、私の退職に伴い閉鎖となりますことを皆様にご報告申し上げます。』
[添付書類]
新型コロナ・ワクチン(mRNAワクチン)について、批判的な言説を述べる著名人・所属する組織などには、いろいろな方面から圧力が掛かかるのだろう。京都大学もその例外ではなかったということだろうか。
【宮沢孝幸(Takayuki Miyazawa)】
東京大学農学部獣医学科にて、獣医師免許を取得。同大学院では動物由来のウイルスを研究した。公式プロフィールでは「東大初の飛び級での博士号取得」としている。
ウィキペディア 【宮沢孝幸】
X(旧ツイッター) 【宮沢孝幸】
宮沢准教授は、以前から新型コロナワクチンの危険性について、書籍を出版したり、メディアに出演したりして訴えてきた。最近(2023年9月27日)では、仙台駅前で通行人に声を張り上げ、声をからして訴えた。しかし多くの人は興味を示さず、通り過ぎて行ってしまった。職を賭してこうして訴えているのだ、と必死に叫ぶ姿には、自分の訴えが届かない無念さ、悲壮感が漂っていた。その時すでに京都大学を辞職する(させられる)覚悟は持っていたようだが、それが現実となったのだった。
●一部カット版(YouTube)
【宮沢孝幸】ウイルス学者の責任~仙台の屈辱~
仙台駅前での演説動画(2023年9月27日)
(17:56)
YouTubeでは、その投稿基準に反する内容の投稿は削除されてしまう。この動画の投稿者は、削除されないように自主規制して、チェックの対象となる箇所をカットした。YouTubeでカットされている部分は、以下のような内容に触れている部分であった。下記の内容を念頭に置いて視聴すると、訴えの全体像がみえてくる。
(ノーカット版の動画は、ニコニコ動画で視聴できる)
・コロナウィルスは人工的に作られたというデータが出てきてしまった。
・アルファからオミクロンまで人工物であることは、データを解析して配列を見るとすぐに分かる。
・ワクチンの効果は3ヶ月くらいで薄れて、その後は逆効果になる。もう打つ意味はない。
・コロナに関しても、私は自然に発生したと思っていたが、その後の変異を解析していると、アルファからオミクロンまですべて人工物であることが分かってきた。
・これからWHO主導でパンデミック条項が加わり、世界保健規約も変わる。それによって日本の保健の主権が侵される。
・WHOも味方ではない。
・コロナウィルスも人工的に作られて、ワクチンと連動している。
●ノーカット版(ニコニコ動画)
【宮沢孝幸】ウイルス学者の責任~仙台の屈辱~
(22:50)
・京都大学を首になるかもしれないが、事実を伝えるために来た。
・日本という国がなくなってしまう可能性がある。
・研究者はデータを解析することによって、世界でどういうことが起こっているかが分かる。
・解析をすれば分かる事実、それを知らせる手段がない。
・テレビでもYouTubeでもXでも言えないことがたくさんある。
■仙台で行った演説の根拠となっている共著論文
【Unnaturalness in the evolution process of the SARS-CoV-2 variants and
the possibility of deliberate natural selection】
(SARS-CoV-2変異体の進化過程の不自然さと意図的な自然選択の可能性)
田中 淳(大阪医科薬科大学)
宮沢 孝幸(京都大学)
Published August 5, 2023 | Version 1.0
(2023年8月5日発行 バージョン1.0)
Tanaka and Miyazawa Unnaturalness in the evolution process of SARS CoV-2.pdf
md5:2534dd18d9cf5eb3ed78ed801ff44085
Size 18.8 MB
(田中と宮沢 SARS CoV-2 の進化過程における不自然さ.pdf)
結論は、論文の前書き部分に以下のように示されている。
『As a result, we concluded that the formations of a part of Omicron isolates
BA.1, BA.1.1, and BA.2 were not the products of genome evolution as is
commonly observed in nature, such as the accumulation of mutations and
homologous recombinations.』
(その結果として、我々はオミクロン分離株 BA.1、BA.1.1、BA.2 の一部の形成は、自然界で通常観察される_突然変異や相同組換えの蓄積のような_ゲノム進化のプロダクトではない、と結論付けました。)