今回の撮影では、連射に次ぐ連射で、シャッターを切った回数はかなりの数に上った。それらの写真を時間を掛けてじっくりと見返してみると、花火の形状の面白さ、形状と色の変化の興味深さ、そしてそれらの中に一種のストーリーが隠されていることが感じられた。
打ち上げられて、ただ花火の開花と消滅が繰り返されるのを楽しむことで終わってしまうのでは、花火師の皆さんの成果が一瞬で消えてしまうことになってしまう。それではあまりにももったいない感じがする。写真を撮ることで、一種の創作物としての花火を、作品として残すことに繋がればいいのだが。
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