コブちゃんが彼女(たぶん)を連れて来たのが今年の2月6日、それ以後二羽の白鳥はぷっつりと姿を消してしまった。渡りをする白鳥とは違い、コブ白鳥は留鳥化しているということだが、ひょっとして昔の本能がよみがえり、北の国へと渡ってしまったのだろうか、そんなことまで思っていた。
それ以後、ふるさと広場に行くたびにコブちゃんの姿を探したが、再び姿を見ることはなかった。
ところが今日、ふるさと広場にたまたま立ち寄ったところ、夫人が二羽の白鳥がいることを発見した。
コブちゃんが戻ってきた、と一旦は思ったが、よく見ると二羽の白鳥は体が小さい感じがした。羽根も短くコブも小さかった。ひょっとしてこの二羽はコブちゃんの子どもではないだろうか、姿を消したあと、子どもが生まれ、そして子育て、親離れした子どもが今こうして姿を現したのではないだろうか。
左がコブちゃん、右が今日現れたコブ白鳥