ルーブル美術館
カルーゼル凱旋門を抜けて少し進むと、ルーブル・ピラミッドが見えてくる。
このピラミッドについては反対意見もあったと聞くが、今は受け入れられているのだろうか。
映画「ダ・ヴィンチ・コード」の冒頭場面では、ルーブル美術館がロケ場所として多用されている。その場面でこのピラミッドについて、こんな台詞があった。
「パリの顔にできた傷だ」
「ダ・ヴィンチ・コード」は、いわゆる「聖杯伝説」を扱った作品といって良いのだろうか。宗教が関わってくるから、当方のような無宗教のものには一度見ただけでは今ひとつ分からない点がある。ただ、ルーブル美術館の場面はストーリーとは別のところで興味を惹きつけられた。
ピラミッドの下には、入り口・ショッピングモールなどがある。
【ミロのビーナス】
1964年に日本で公開されたことがあった。
ミロのビーナス特別公開
西洋美術館
1964(昭和39)年4月8日- 1964(昭和39)年5月15日
出品点数: 彫刻1点
入場者数: 831,198 人
巡回先: 京都市美術館
(西洋美術館のウェブページ「過去の展覧会」より)
観に行ったときの記憶はかなり薄れてしまったが、ものすごい行列でわずかな時間しか見られなかったと思う。ミロのビーナス1点を観るためだけに、なにしろ83万人を超える人が詰めかけたのだから、そういうことになってしまうのは当たり前のことだ。
ルーブルでは、その時のことがウソのように落ち着いた雰囲気の中でじっくりと見ることができた。おまけに写真まで自由に撮れた。